正しさの物差しの話

 

 

 

 

好きを伝えるのは行為としては意外と簡単で、だけどちゃんと伝えるのはものすごく難しい。

 

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慈愛、そんな言葉が彼は似合う。やさしい暖色に、そのしゃんとした背中。絶妙な距離感。彼の歌う姿に何度も胸をぎゅっと掴まれて、その歌が韓国語ですぐに意味がわからなくて良かったなとすら思ったこともある。

わたしの好きな人は春の夜風みたいな人だ。あったかくて、優しくて、ちょっぴり切なくて。

そして、ドヨンさんのまわりにもやさしい風が吹いてる気がするなって思っていて、そう感じるのってなんでかな〜と考えていたんだけど、多分ドヨンさんが綺麗でやわらかくて角もないのに、凛としてるしゃぼん玉みたいな…やわらかいけれどずっとずっと目で追いたくなるような清さがある人だからなのかな、と。

 

冬の朝の清らかでで澄んだ空気もすっごく似合うひと、

こういう人は春の日向も似合うし真夏の夕暮れも似合うし秋の夜長だって似合う、四季折々全部推しになってしまった訳だ。(ガバガバドデカ理論)

 

遅ればせながら実はイリチルの玄関はジャニさんで、そこからドヨンさんを覚えた感じだった事をこれを書きながらふと思い出した。

多分韓国ドラマが好きだったりする人は一回はどこかで耳にした事のある、あの曲である。

トッケビ10周したオタクはこの覆面の中がドヨンさんだと知らずに覆面歌王を見た訳なんだけどもう大騒ぎ。ラスサビで起きた三段高音からの四段高音は一体どういうことなんだ、アレンジの天才でひっくり返ってしまったし心の中で反復横跳びしながら一揆米騒動が起こるところだった。

バンクーバー公演の合間に準備をしてくれていて、彼の中でも幹で、人生のいちばんである"歌"について悩みながら曲を選んでるドヨンさん。

歌がいちばんなはずなのに、アイドルという仕事をしてると忙しかったり、歌う以外の他のことをする事が多くて、となると大好きなはずの"歌を歌うこと"が1番じゃなくなってきてる気がして…と。

アイドルって字面はキラキラしてるし、もちろんキラキラした姿を私たちに見せてくれると思ってるけど、その分彼らの中で擦り減るものが多くて犠牲にする気持ちも沢山あるんだろうなとビハインドをみてちょっぴり胸が痛くなった。

ちなみにビハインドではあの有名なくしゃみをする瞬間に謎に手を口から離すかわいいドヨンさんが見れます。(宣伝)

 

生粋のメボ好きの私が落ちるまでに時間なんてかからなかった。

ドヨンさんのそののびやかで透き通った声は、心の奥の誰も触ったことがない部分をさらっと掬い上げてくれる力みたいなのがあるなと思う。何気ない歌詞もその歌声で何気なさも含めて、気づかなかったことに気づかせてくれるような。

そして、音符をその正しい音階に当てはめる彼の力は聴いているこっち側も気持ち良くなるなんて言うんだろう、パズルがハマった時の気持ちよさというか、爽快感みたいなものすらある。

あんなに感情的に気持ちを込めて繊細に、でも柔らかく丁寧に音符を掬って歌える人ってそう居ないんじゃないかなとよく思う。NCTには歌のうまい人が何人もいるし、他のグループも勿論そう、みんな歌も踊りも上手なんだけど、バラードだったり切ない曲は彼がダントツピカイチで右に出る者いないんじゃないかなっておもう。彼の感情を全部込めていまにも本当に泣いてしまうんじゃないかというくらい震える声を聞くたびに胸が揺さぶられてとんでもないことになる。

いわゆるウィスパーボイスと呼ばれるような息をたっぷり含んでる、でもその確かな歌声がとにかく美しくて切なくて、たまらない。もう彼の声を聞かずして1日なんて過ごせないソレなのだ。


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2021年はミュージカルに挑戦した。日本でも有名なマリーアントワネットだ。

ドヨンさんの演じるフェルゼン伯爵は本当に素敵な人で、愛するマリーを必死に正しい道へ導こうとする姿、彼女を救うためにあらゆる手を尽くす姿、最後まで一途に愛し続ける姿、そして歌う姿。いつも見ているドヨンさんとは全く違う顔つきであの瞬間彼は確かにフェルゼン自身だった、そんな気がした。

彼は何事にも手を抜かない。言ったことは必ずやりきる。凡人のわたしは1日働くことすら手を抜きたくなるというのに、彼のその生きる真っ直ぐさみたいなものでまた背中をしゃんと正してもらった気持ちになる。

カムバ期間に毎日のようにbubbleをくれたり、彼自身の誕生日なのにオタクに何かできないか、と彼のいちばんの歌を届けてくれる場を設けてくれたり。

オタクは一度は推しにPretenderを重ねたことがあったであろう、もっと違う設定で、もっと違う関係で出会える世界線選べたら良かった……推しが歌ってしまったのだ。もう事件だ。

ドヨンさんの考えの思慮深さだったり、いつも周りを見渡してそっと手を差し伸べられる視界の広さにいっつも驚いて、自分を見つめ直すきっかけをくれる。彼は生きていくために必要なライフハックをきっとたくさん持っているし、彼はその使い方を決して間違えない優しさを持って生きているひと。

そして、擦れたこころにスッと寄り添って、溝を埋めながらなだらかになるよう包みこんでくれる、心地のいい、柔らかなやさしさをもったひと。わたしもそんなやさしさが欲しいなと常々思って、それと、併せ持つ揺らがない芯の強さも。欲張りでごめんね、と思いながら、でもそれくらい、こころの奥底から尊敬しているひと。

 

彼のまっしろな誠実さをひとつずつ知るたびに、わたしは自分のひとりよがりな所を嫌いになって、彼のキラキラしたまぶしさから目を逸らしたくなるけど、結局はドヨンさんの透明な清さが、欠けてる心のつなぎ目を繋いでくれる日々で、いっくら感謝したってし足りない。

どうしてドヨンさんがこんなにも好きなのか正直語彙では言い表せないし、自分でもなんでなのかよく分からないところもある。彼のことが好きな自分、はもうあたりまえにあって、なんだかもう染み付いてしまっている。

好きにはだいたい理由があって、その理由を満たしてしまえば好きは増えてく。そのはずなのに、どうしてこんなにも好きなのか、わからない。理由のない。それってもう、どうしようもなくて、代替えがきかない。

こんなのがただの一方通行なエゴだって事は分かってるんだけど、それでも彼を好きで居る自分はどこか自信を持てて、だから読書のようにずっと好きのページをめくり続けるのだ。

そして、彼が喜べることやしあわせに思う事、その影に潜んでる努力や苦しみまで丸ごと愛せていたらとおもう。

強そうな彼が実はすごく涙脆くて実はすごく繊細なのも知っている。他人に望むことはどんな名目でも基本的にはエゴになってしまうかもしれないし、こんな願い本人に届かなくて良いけど、彼が生きてて良かったと思える瞬間がたくさんあってほしいし、誰かが、何かが、もし彼のこころに傷をつけてしまう事があったとしても、その時に力になれる人や環境が彼を守ってくれますように。

きっとまだ彼を好きで居続けるのかな、とおもう。最後の推しにしたい。時差のない同じ時間を過ごせていること、それでも絶対に近づくことの出来ない距離をくれた事、これからも形を変えて彼の力になる何かしらになれたらしあわせだな。

 

本当なら日本でもコンサートがあって、たくさんの人が声を出して彼に愛をたくさん伝えられるはずだった。はずだった、ことがたくさんある去年、そして今年。それでも君の誕生日はやってくる。たったの数年でたくさんの事が変わって、失って、絶対なんてないんだと痛感した今、ドヨンさんが、今日の自分自身に後悔なく生きれる日々が、そしてそのくしゃっと笑う笑顔の日々たちが、たくさんたくさんありますように! 

お誕生日おめでとう🐰

 

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정말 안아주고싶은 우리 도영이.. 그동안 정말 몸도 마음도 고생 많았어 감히 내가 네 마음을 다 헤아리지는 못하겠지만 그래도 그 긴 시간들을 버텨내줘서 고마워 도영이의 진심은 통하게 되어있고 그 진심들이 모여 밝게 빛날거야 꼭! 앞으로도 네 마음을 더 믿어주길 바래 넘 넘 사랑해 도영앙♡🎂